山本産婦人科(三重県津市)の妊婦貧血・栄養指導・鉄剤服用についてのページです。

妊娠中期の出来事

貧血ってそんなに多いの?

日本人の若い女性の約40%はすでに鉄欠乏の状態にあるといわれています。妊娠中は赤ちゃんの発育・造血に必要な鉄の需要が増すわけですから、さらに鉄欠乏に拍車がかかることになります。

ふだんから鉄分の多い食事を摂るよう心がけましょう!

鉄分を多く含む食品

赤身の部分
レバー 牛・豚・鶏
なまり節・まぐろ赤身・かつおフレーク・わかさぎ
貝類 しじみ・あさり・かき・はまぐり
大豆製品 豆腐・みそ・納豆
緑黄色野菜 ほうれんそう・小松菜・かぼちゃ・にんじん
海草類 ひじき・わかめ・こんぶ
乾物 煮干し・高野豆腐

  • ビタミンCは、鉄の吸収を促進する作用がありますので、これらの食品と一緒にビタミンCも十分摂りましょう。
  • ビタミンB6・B12・葉酸なども造血に必要な栄養素なので、十分摂りましょう。
  • 必要量が食事だけで満たすことができない場合は、鉄を添加したゼリー・飲料・ミルクなどの栄養補助食品を利用しましょう。

鉄剤の投与について

食事療法で改善しない場合は、外来でお薬(鉄剤)をお出しいたします。最近の鉄剤では、胃腸粘膜を刺激する鉄イオンを遊離しないので、副作用が比較的少なく、飲み続けることができるようになってきています。鉄剤服用の際の注意点としては、タンニン酸を含む食品(お茶・紅茶など)が鉄の吸収を抑えるので、鉄剤服用の前後1〜2時間は控えるようにしましょう。