山本産婦人科(三重県津市)の妊娠中の運動・マタニティピラティスについてのページです。

マタニティ・ピラティスについて

妊娠中のスポーツの意義は、@運動不足の解消、A肥満の予防、B気分転換、C体力の維持、Dお産に向けての持久力の獲得、E腰痛・背痛・肩こりなどの解消などにあると考えられます。 妊婦さんでは、妊娠の経過とともに体重が増加し、脊椎の彎曲が強まるために重心が移動し、運動しづらい体型となります。したがって、妊娠中に行うスポーツには、@お母さんにもお腹の赤ちゃんにも異常・障害をきたすことのないよう安全性があり、A全身を動かす有酸素運動であり、B楽しく長続きするものが求められます。

本院では、 マタニティ・ピラティス講座を開いています。 インストラクターの五十嵐友美先生は、東海地区でも数少ないピラティスの指導者(日本マタニティビクス協会認定・FTPマットピラティス認定・AFAA JAPAN認定)ですから、安心して参加して下さい。

一般的な注意点

ご自宅での運動にも当てはまりますから、参考にして下さい。
    1. 蒸し暑い気候の時や発熱時には、運動量を下げて下さい。
    2. 運動の前には5分間ほどの筋肉のウォーミングアップを行って下さい。ゆっくりした
      歩行などがよいでしょう。
    3. ふだんからあまり運動をしていない人では、ごく軽い運動から始めて、少しずつ
      運動強度を上げて下さい。
    4. 結合組織が緩んでいるので、関節の深い曲げ伸ばしは避けましょう。
      伸展運動は抵抗が最高となる手前で止めましょう。
    5. 関節も不安定なので、跳躍・振動・急激な方向転換は避けましょう。
    6. やや激しい運動は15分以内とし、脈拍数が毎分140以内にしましょう。
      また、体温は38℃以下に保って下さい。
    7. 脱水症を防ぐために、時々休んで水分補給をして下さい。
    8. 運動終了後は、軽いストレッチなどでクールダウンを行って下さい。
    9. 姿勢について
      • 妊娠16週以降では、真っ平らな床で天井を見たまま(仰臥位)での運動は避けましょう(妊婦仰臥位低血圧症候群の予防)。
      • “立ちくらみ”(起立性低血圧)を防ぐには、床からゆっくり時間をかけて起き上がるようにしましょう。 足を使う運動のいくつかは、短時間に留めましょう。
    10. 何か異常な症状が現れたら直ちに運動を中止し、医師に相談しましょう。